特急・急行列車は、高度経済成長以降も当然ながら主要都市間を直行で結ぶことを原則としていたが、これについても徐々に運転区間が細切れとなって、都市間の移動に乗り換えが生じる場面が増えていく。お察しの通り、新幹線の延仲がそうさせたのであった。新幹線開通後は、一部の例外を除き並行在来線には特急・急行列車を運転しないのが掟である。従って、それまでの直通運転系統は崩壊し、幹である新幹線列車と枝葉の在来線列車を
主要都市間を直行で結ぶこと... の続きを読む
私は福井県在住の会社員です。先日、日帰りの石川県輪島朝市ツアーに行ってきました。輪島の朝市と言えば、日本三大朝市として有名です。私の住んでいる福井も日本海に面しているので、お魚はとてもおいしいのですが、一度、この有名な、輪島の朝市に行ってみたかったのでした。朝市は、朝8時頃から始まります。それに間に合うようにバスで早朝出発しました。バスの中では爆睡してしまいました。朝市は、活気にあふれており、とて
輪島朝市日帰りバスツアー... の続きを読む
3000メートル級の山々が連なる北アルプス立山連峰と日本最大級の大渓谷・黒部渓谷に造られた黒部ダムで知られる黒部立山アルペンルート。そのアルペンルートの起点として知られる長野県大町市の大町温泉郷にある「仁科の宿松延」。この宿は、先々代の経営者が人工造成された温泉地・大町温泉郷に三番目の宿を開業したことに始まる。黒部ダムヘ通じるアルペンルートに近いこの温泉郷は、約10キロ離れた高瀬ダムの葛温泉から噴
長野・大町温泉郷「仁科の宿松延」のケース... の続きを読む
座席予約の切り札マルスシステム自体が「MARS‐1」という最も初歩的なものしか稼動していないのだから(同システムは昭和三五年一月に初稼動)。従い、大多数の列車の座席は、全国に数箇所存在した「乗車券センター」と各列車の始発駅および乗車の多い停車駅とて台帳管理を行っていた。要するに座席予約一割当はほとんどが手作業だったのである。例えば、東京都内のとある国電の駅に、「ばっかり」と「おおぞら」の結合特別急
「MARS‐1」という最も初歩的なもの... の続きを読む
ボラボラ島の愉しみ方は2つある。1つは、本島とも呼べる火口周辺の大きな島の自然や、そこでの人々の生活を知ること。もう1つは、モツと呼ばれる小島が、本島を囲むように海に点在していて、そこで遊ぶことだ。モツは小島といっても、数十メートル四方くらいしかない珊瑚の浜とヤシの木だけの、まったくほかのもののない自然が偶然作り出した島だ。もちろんモツで遊ぶといっても一番は、何もしないことだろう。クルーズ船からテ
ボラボラ島の遊び方... の続きを読む
実に不思議なことだが、船内では非常にフレンドリーな感じの外国人が、まったく別人のように冷たくなる。下船はそんな雰囲気がいつも漂う。愉しい時間からまた現実に引き戻される現実感から来るものかもしれないが、多くの乗客に余裕がないので、気を付ける必要がある。船内で口論する姿をクルーズで見ることはまずないが、下船当日はトラブルが起きやすい。いかに乗客の気持ちが、いらだっているかということだ。下船は普通、上の
下船当日はトラブルが起きやすい... の続きを読む
クルーズにとってのベストシーズンとエリア、そして船内のポジションを頭に入れておけば、だいたい船酔いは避けることができるはずだ。それでも心配という人は、酔い止め薬の力を借りたほうがよい。自分にあった薬を「乗船前」に服用することが大切だ。船内の案内所や売店にも酔い止め薬は用意されている。気分が悪くなってからの服用では効き目も大幅減ということなので、とにかく乗船前の服用がポイントだ。船酔いは、不安や恐怖
船酔いも簡単に克服できるはず... の続きを読む
激しい揺れと津波、それに加えて原子力発電所の深刻な事故も重なり、事態は近代に入ってから日本人が体験したことのないほどの激甚な災害となっている。連日のテレビなどの報道を目にして、想像を絶する状況にはただ呆然とするばかりだ。鉄道の被害もきわめて大きい。特に茨城県から福島、宮城、岩手、青森の各県の多くの箇所で築堤や高架橋が損壊し、津波に遭った区間では鉄橋や駅が流されるなど、復旧までには相当な期間が必要だ
東日本大震災の発生... の続きを読む
ミラノ郊外に、「クレスピーダッダ」という、不思議な名を持つ世界遺産がある。「ダッダ」という音の響きが心に引っかかって何となく気になる遺産であったが、ミラノからスイスへ車を走らせる途中、訪れることができた。「クレスピ」はこの地に企業都市を作った企業家の名前、「タッダ」とは、「アッダの」という意味で、アッダは、アルプスから流れ下り、ミラノの東部を流れるアッダ川のことである。つまり、「クレスピーダッダ」
工場労働者のユートピア、クレスピーダッダ... の続きを読む
ドイツ、ベルギー、フランスに挟まれた小さな国、ルクセンブルクは、高い生活水準と、ブドウ畑が広がる美しい国土で知られる。面積は神奈川県程度、人口はおよそ四五万人というから、千葉県市川市や兵庫県西宮市とほぼ同じである。このルクセンブルクにも一件の世界遺産がある。そんな小さな国に世界遺産があるほうが不思議だ、一件しかないのは当然だ、というのが、普通の見方かもしれない。とはいえ、ヨーロッパでは、世界遺産条
小国にも多くの世界遺産がある... の続きを読む
九州の特急列車は、新幹線や航空機からの乗客を博多で拾って目的地まで運ぶパターンが多いようで、ここから鹿児島本線、長崎本線、日豊本線方面へと直通している。そんな電車特急全盛の中にあって異彩を放っているのが、ユニークな風貌のディーゼル特急「ゆふいんの森」号。目下人気抜群の高原の温泉地・湯布院へ向かうリゾート特急で、一九八九年に初登場した。好評ゆえ別のスタイルの車両で増発運転を行ったあと、一九九九年には
九州の特急列車... の続きを読む
目覚めると、別の街に変身してしまったようなアンヘラスが目の前にあった。ホテルの前の道は、通勤のバイクで渋滞が起きそうなほどだった。朝陽がフィールズの通りに反射している。昨夜のできごとが幻だったような気になってくる。空港までは車で10分ほどだった。ホテル付きのタクシー運転手がただで乗せてくれた。「ガソリンを入れに行くから、ついでに送ってやるよ」そんな距離だった。アンヘラスはクラーク空港に隣接した街だ
アンヘラスはクラーク空港に隣接した街... の続きを読む
真っ直ぐに延びる一本の線が現れた。地上絵の線だ。意外にも、頼りないほど線が細い。幅はせいぜい二〇〜三〇センチほど。校庭で野球やサッカーをやる時に足で引いた線、と言ったらよいだろうか。雨がほとんど降らないので洗い流されることもなく残ったという。まさに奇跡だ。しかし地上絵の傍らに立っているはずなのに、大きすぎて全体像がつかめない。何が描かれているのか見当もつかない。いったい誰が何のために、こんなものを
一〜六世紀頃描かれたナスカ地上絵... の続きを読む
米軍の戦略輸送機として計画されたが、コンペでロッキードに敗れたため、旅客機に変更して成功した。当初は、それまでの旅客機の四機分(旅客を三六〇人乗せた上に貨物を四〇トン積める)というあまりの大きさを持てあまし、一部の路線にしか使われないものと考えられていたが、大量輸送時代を拓いた。対抗機もないことから当初の予想をくつがえしてロングセラーとなった。意外に思われるのは、ジャンボな図体ながら、速度が速い(
大量輸送時代をひらいたボーイング747... の続きを読む
旅館に泊まる予定があるなら、一応ポチ袋は用意しておいた方がいいだろう。ひとり旅での心付けは基本的に不要としても、どんな事態でどんな世話になるやも知れず、念の為、季節の図柄をあしらったポチ袋などを持って行った方がいい。また、ひとり旅、万全を期していても、無用のトラブルに遭遇することもある。携帯電話はやはり必需品である。旅に出てまで電話に縛られたくない、とは思うものの、持たない事の不安を考えれば止むを
携帯電話について... の続きを読む
「えひめ丸の慰霊碑」。これはさすがにナビでは検索出来なかったが、道を歩く人に尋ねたら直ぐにその在り処がわかった。やはり宇和島に住まう人皆の記憶に長く深く残る出来事だったのだろうなと、改めてその重さを実感した。母校、宇和島水産高校の敷地に建つ碑は、犠牲となった九人を象徴する九本の柱と、彼らがこよなく愛した地球の七つの海を表す七つの球で出来ていて、浅い春の陽射しを受け、きらきらと輝いていた。折りしも、
えひめ丸の慰霊碑を目の前にして... の続きを読む
日航機の両パイロットはなぜ機械と反対の決断を下したのか。機械から「上昇」を指示されながら下降した九〇七便の機長は「管制官の先の指示で機体は下降の過程にあり、エンジンを絞ったまま機首を上げると失速しかねない」と語っている。ところが、近年では機上の航法装置も地上の航法援助施設も充実し、かつ通信設備も万全な環境の中で、肝心の管制官とパイロットをつなぐコミュニケーションは意外なほど細いことが明らかになった
「安全の死角」―細るコミュニケーション... の続きを読む
たまには家族で旅行に行きましょうよと、主人におねだりをしています。いつも、残業と飲み会とかで疲れていて、週末は家でごろごろするかインターネットにかじりついているので、私と子どもたちはちょっとうんざりしていました。子どもたちも夏休みが近くなると、クラスのお友達がおじいちゃんおばあちゃんの住む田舎に行くというような話を聞いてくるので、「どうしてうちは田舎がないの?」と残念そうです。主人も私もここ東京で
果報は寝て待てで当てた家族旅行... の続きを読む
帰国後勉強したというわけだが、その甲斐あってか、ゆっくりとならハングル文字が読み書きできるようになった。一見、複雑な記号に映るハングル文字だが、実際には10の母音と14の子音との、ローマ字方式の組み合わせで、基本の文字さえ覚えればいい。一方、日本語は、平仮名もカタカナも、文字の形がまったく異なる五十音をすべて覚えなければならないので、ハングルの方がはるかに合理的かつ易しいのである。写真はソウル駅の
帰国後勉強した... の続きを読む
コーチもまた快適なり17時50分、『インディアンーパシフィック号』はシドニーを発車して最初の停車駅であるリスゴーに滑り込む。時刻表には17時32分到着とあるので早くも20分近い遅れである。リスゴー駅は山間の小駅ではある。が、シドニーからの電化区間はここまでで、駅よりもはるかに大きな機関区が狭い山間の大半を占めている。数多くの電気機関車とディーゼル機関車とが出番を前に待機中であるが、もとよりシドニー
悠長な列車『インディアンーパシフィック号』... の続きを読む
パリ在住の友人たちにきいてみると、自分たちも水道水を飲んでいるという。でも、万一ということもあるから、さすがに生水は遠慮して、旅行用の湯沸かし器をトランクの中に入れて歩くようになり、飲み水はすべて一回、沸騰させてから飲むようになった。電圧も違えばソケットの形も違う最初の頃、売り出された湯沸かし器は、今、考えてみると、すこぶる原始的なもので、ニクロム線がついた電線が二本と金属製のコップが入っただけの
電熱器を内蔵した新しい湯沸かし器が誕生... の続きを読む
リゾートにも積極的に進出し、1980年の「ハイアットリージェンシーマウイリゾートアンドスパ」を皮切りにアジア、カリブ、地中海など個性的なロケーションに多くのリゾートを開発していく。2006年7月現在、ハイアットは世界43ヶ国に214軒のホテル、リゾートを運営し、中核をなす「ハイアットリージェンシー」に加え、「グランドハイアット」「パークハイアット」「リゾートアンドスパ」と4つの個性あるブランドで構
既存の4つに新たなブランドが加わる... の続きを読む
日本でのハイアットブランドの登場もまた、ドラマチックであった。東京・新宿に「センチュリーハイアット東京」が誕生したのが1980年。小田急グループとの業務従携で開業し、ロビーに飾られた巨大なシャンデリアに象徴されるゴージャスな空間が、訪れたゲストにシティホテルの華やかさをアピールした。そしてホテルフリークたちを熱狂させたのが、1994年に開業した「パークハイアット東京」である。意表をつくパーソナルな
日本のハイアットブランド... の続きを読む
「(1)著しい高血圧、動脈硬化症、(2)血管その他に合併症を伴った重症糖尿病。(3)代償不全の心臓病、腎疾患(心臓ぜんそく・尿毒症)、(4)発病後間もない脳出血、脳栓塞、脳血栓(一般にいう脳卒中の新鮮な時期)、クモ膜下出血。(5)胃・十二指腸かいよう、直腸かいようの出血直後の時期、(6)紫斑病、その他の出血性素因(血管壁、血小板、凝固因子などの異常で出血しやすくなった状態)。(7)大血管の動脈瘤」
温泉がマイナスに働く病気、症状... の続きを読む
港町長崎・かつて海外との貿易により異国の文化を受け継いだ街。9つの洋館が集められている【グラバー園】や国宝にもなっている【大浦天主堂】・坂の町長崎ならではの異国情緒あふれた【オランダ坂】・等、独特の雰囲気が心地よい長崎を歩いてみませんか。ご当地グルメもぜひ食べて帰りましょう。海の幸たっぷりの〔長崎ちゃんぽん〕や焼き目をつけたちゃんぽん麺にスープを足した〔皿うどん〕・どちらがお口に合うか食べ比べてみ
国内旅行・長崎へ行こう!... の続きを読む
2009年春には、阪神西大阪線(尼崎〜西九条間)が西九条から近鉄難波にまで延伸、その名も阪神なんば線と改称され、近鉄奈良線とのあいたで相互乗り入れが開始される予定である(これにともない近鉄難波駅も大阪難波駅と改称されることが発表されている)。関西の大手私鉄間では初めてとなる相互直通運転だ。近鉄側は将来的には、伊勢・志摩方面から西へ、自社路線から阪神・神戸高速鉄道・山陽電鉄を経由して姫路までを結ぶ特
阪神の新型車両1000系電車... の続きを読む
乗り物オタクたちも、はじめはその運賃を信じることができなかったようだ。しかし彼らが実際にマレーシアまで足を運び、乗ってみると、それ以外の費用はいっさいかからなかった。本当にこの値段で、飛行機に乗ることができてしまうのだ。格安エアラインの存在は、自らが編集長を務める雑誌の存在を脅かすだろうという予感はあった。しかしそのときの僕は、編集スタッフの将来など考えもせず、ただその運賃だけに魅了されていた。よ
立場を忘れて僕も旅行者として楽しんだ... の続きを読む
車室内は、通路を挟んで二人掛けと一人掛けの座席が余裕たっぷりに配置されている。グリーン車でも通路を挟んで二人掛け座席が並び、一人掛け座席のない車両もあるから、ゆったりした車内であることに間違いない。前後の座席と座席の間隔であるシートピッチも実にゆったりとしていて、リクライニングも相当に大きく倒せる。しかも手動ではなく電動である。航空機のファーストクラス並みであろう(といっても私はグレードアップで乗
シートピッチは実にゆったり... の続きを読む
蒸気機関車の終点、千頭駅から出ている支線の井川線もそのひとつ。こちらはダム建設工事用に敷設されたトロッコ軌道。それだけに小型かつ野趣あふれる。大峡谷をひと跨ぎする高さ100メートルの鉄橋や、岩盤むき出しのトンネル、線路トに突然現れるカモシカなど興味は尽きない。しかも日本唯一のアプト式、日本一の急勾配など日本一も数多い。続いて、日本最大のV字形峡谷、黒部川峡谷をさかのぼる富山県の「黒部峡谷鉄道」もぜ
蒸気機関車の終点... の続きを読む
「ドアーツー・ドア」でないことはなにも、鉄道に限った話ではなく、運行系統と運行ダイヤが運転の万事を司る路線バスなどにも共通する欠点である。が、レールを二本並べた「線路」(軌道)から外れたところで車両を走らせることのできない、すなわち「線路の縛り」のある「鉄道」では、この欠点が路線バス他の乗り物に比べると、誠に際だったものとして見えてくる。路線バスの場合、昔の有力政治家ならば、運行ルートを変えさせ、
鉄道にドアーツー・ドアは難しい... の続きを読む
格安エアラインの就航区間を調べるには、「スカイスキャナー」などの検索サイトから入るのが早いだろう。出発地と到着地、搭乗日などを入力し、検索をかける。表示されたエアラインが格安エアラインか確認していけばいい。格安エアラインの運賃は、ピーク時期だからといって跳ね上がることはないようだ。運賃を左右するのは、時期ではなく、予約状況という発想が基本になっている。格安エアラインの安い運賃の席は早い者勝ち。その
格安エアラインの就航区間を調べるには... の続きを読む