地上のホテルのインテリアとは一味違う船らしい姿が欲しい。たとえば、木の甲板。木の手スリ、真鍬の丸窓または防水窓、重厚な木の扉、通路の天井をはう各種のパイプやバルブ、むき出しの鉄板に厚くペンキを塗られたトイレの壁など、五〇年前後の客船のムードをうまく現代の・インテリアに合わせてデザインするのである。一足船に踏み込んだとたん、あア船なのだ!と思わせるものにしたい。甲板にある天窓、ベンチレーター、木製の
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巨大客船化の時代に対抗してこれを上まわるぜいたくさとしてこれからこの手の客船も多くなるかもしれない。もう一隻面白い船が出現している。帆走客船「ウインドスター号」である。五、三〇七トン、四本マストの帆船で船客定員一五〇名でカリブ海七日間の船旅を行なっている。これもこれからのぜいたくな船旅に向いているだろう。話を大型船に戻して、現在最大の客船はカリブ海クルーズの「ノルウェー号」、総トン数七万二〇二トン
巨大客船化の時代に対抗... の続きを読む
ホテル最上階レストラン「TheKitchen」にて朝食と長崎の景色をお愉しみ下さい」という誘い文句に惹かれ、そのホテルに決めたからである。当日、私は長崎港を眺めながら、イワシの澄まし汁や長崎のがんぼこ(魚のすり身揚げ)、五島うどんなど、長崎を感じさせてくれる料理を味わうことができた。サービス精神が感じられる朝食とはさて、話題を鉄板焼から朝食へと移したわけだが、なぜ、ここへ来て朝食なのか。それは、ホ
ホテル最上階レストラン「TheKitchen」... の続きを読む
「草喰なかひがし」とて、距離こそ近いものの、その予約の取り辛さから来る遠さもある。今、本物の「京の野菜」を食べるには、それ相応の覚悟が必要なのだ。では、もっと手軽に、京都の美味しい野菜を食べるにはどうすればいいか。一つの答えとしては、京都市が認定している「京野菜提供店」を訪ねるのも有効な手段ではある。(さいさい京野菜倶楽部)。だが、ここでも、全てが全て賞賛されるべき店とは、とてもじゃないが言い難い
何が何でも京野菜!もまた困りもの... の続きを読む
一九四五年の一月、ポーランドはナチスの圧政から脱する。すると、ワルシャワ市民は失われた町並みを寸分違わず復元する事業に取り組んだ。瓦礫を片づけた跡地には、新しい建物を建てたほうが簡単で費用もかからない。しかし、市民たちの情熱と根気は大変なものであった。建物の設計図はほとんどすべて焼失していたため、写真や絵はがき、学生のスケッチまで、あらゆるものが資料として集められた。王宮や教会、貴族の館などの由緒
建物のひび割れや色褪せまで復興... の続きを読む
少しでも暖かい陽だまりを探して、迷惑にならないところで組み立てに入る。幸い風が吹いていないので、作業がやりやすい。Dさんはケルビムのミニペロ、私はサカエのクロスバイクだが、両方ともプラスチック製とはいえ、泥除けをわざわざつけているのが「ラ系」(フランスタイプの旅行用自転車「ランドナー」の愛用者のこと)の懲りない習性というところか。季節柄、残雪のぬかるみがあることも想定しておいたのである。幸いそれは
面倒な輪行作業後、スタートする気持ちよさ... の続きを読む
先日、家族そろって温泉にいきました。温泉はゆったりとして夫婦にとってはリラックスできて良かったのですが、小学生の息子たちにとっては、少し物足りなかったようです。今回は、息子たちに合わせてアウトドアを楽しむ家族旅行に行くことになりました。まず、どんなプランがいいのか…息子たちに訪ねてみると、息子の一人は、湖や川でカヌーやカヤック、川下りをしたいといっています。もう一人の息子は、山でのクライミングやト
アウトドアを楽しむ家族旅行... の続きを読む
子どもが小さい頃は、年に最低でも2回は家族旅行に行っていました。子どもたちが年頃になってからは、部活や友達づきあいが増え、みんなで旅行に行くことも少なくなりさびしいなぁ…と思っていました。ところが、先日娘から思わぬ報告があり、そろって旅行に行くことになりました。結婚することになったのです。旅費も娘がプレゼントしてくれるとのことで、私と夫、娘と息子の4人で温泉旅行に行くことになりました。とてもうれし
娘からプレゼントされた家族旅行... の続きを読む
小腹の減った午後3時。ふらりと職場を訪れた人からの差し入れの「天ぷら」が実力を発揮するのはこのときだ、といっても過言ではない……。いや、いい過ぎか? 沖縄の天ぷらは、ゴロンとぶ厚い衣を身にまとい、自らに味さえつけている。カモがネギをしょって……じゃないけれど、ぎゅっと身がしまったサカナやイカが小麦粉の衣をたっぷりしょってやってくるわけだから、小腹にグッと効くのである。ベーシックなネタは魚、イカ、イ
「天ぷら」が実力を発揮する... の続きを読む
難病、奇病に苦しんでいる家をみると、最初に挙げられるポイントが、かつての汚物槽(浄化槽)や家畜小屋などがそのまま埋められ、その上に家が建てられている場合が多いということ。次に、台所やトイレなどが北西以外の位置にあること。これらは、先に挙げた沖縄に昔から伝わる家の造り方には明らかに反する。そしてそれらを改善して病気が治ったという事例は、本の出版後も続いている。本を読んだ内地の方から相談を受けた父は、
難病、奇病に苦しんでいる家をみる... の続きを読む